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ナポレターナでコーヒー

戦前まではイタリアでもポピュラーだったコーヒー器具のナポレターナでコーヒーをいれます。マキネッタとは違って普通の濃さのコーヒーが出来上がります。古い名画「鉄道員」にも登場します。

道具

ナポレターナ（人数分に合ったサイズの器具を使ってください）

材料

コーヒー豆（イタリアンローストの細挽き、中挽きでも可）
水

調理方法

	これがナポレターナ（ナポリターナ）です。昔はブリキ製だったそうですが、今はステラ社からステンレス製で復刻販売されています。
	分解するとこうなります。マキネッタとは違ってゴム製のパッキンなどが無いので、メンテナンスも簡単です。コンパクトでとてもキャンプ向きな機材です。
	こちらが上部のポット部です、注ぎ口がついています。
	こちらがお湯を沸かす部分です。
	よく見ると小さな穴があいています。これが実は大事なんですよ。
	さて、加熱するボイラー部に水を入れますが、写真の用に小穴のすぐ下まで入れます。これも穴を超えるとここからお湯が噴き出し危険ですし、穴より下過ぎてもいけません。
	この筒がコーヒーの入るバスケットです。
	すりきりまで豆を入れて。
	筒の凹み部分に蓋の出っ張りを合わせてさしこみ、回して固定します。
	こんな感じです。
	これを水の入ったボイラー部に嵌めます。
	こんな感じに嵌まります。
	そこに注ぎ口のついたポット部をこんな感じでかぶせて。
	ハンドルをぴったりを合わせて準備完了。
	弱めの火に掛けて加熱します。
	火にかけてからこの小穴を見ていてください。
	小穴から涙のように水滴がポロッと出たら火からおろしてください。
	熱いのでタオルなどでハンドルを掴んで。
	えいっとひっくり返して、コーヒーがポット部まで落ちていく数分そのままにしておいてください。
	はいコーヒーが出来ました。
	濃さも普通のコーヒーが出来ます、美味しくいただいてください。